CLUB RUN 2006.9.10

ALFA164 O.C. 全国クラブラン in 蓼科2006

2006.9.10 長野・蓼科周辺

1. はじめに

今年もオーナーズクラブ恒例の秋季クラブランその日がやってきました。オーナーズクラブ新人の自分に取っては初体験と言う事もあり前日からワクワクドキドキ。初めての遠足に向かう子供の様な新鮮な気持ちで心躍らせて家族とともに我が164の待つ駐車場へと向かいます。勿論おやつは300円以内厳守です(^^v
おっと、お出かけ前の点検も忘れずにっと。オイルレベルOK、冷却水OK、さてブレーキオイルは・・ん?キャップが硬いな。前回点検した際はそれ程きつく締めた覚えも無いのですが硬くてなかなかキャップが開きません。ふんーっ!とリバースホース差込口の突起に指を掛けて力任せにキャップを捻ると・・・やっとキャップが開きました。ポキっと言う突起状の管が折れる音と共に・・・出足から何だか嫌な予感です┐(´―`)┌

2. 往路の風景

さて、いざ蓼科へ。
イグニッションオン、メータナセル内の横一列のチェックランプが一斉に点灯し、暫くすると異常個所も無くチャージランプとPブレーキ警告灯を除いて全部消灯。ここまで待ってからエンジンを掛けるいつもの儀式を済ませ、更にキーを捻るとちょっと長めのクランキングの後、ブォーンと心地よい排気音と共にエンジン一発始動。早く出発したい気持ちをグッと抑えて暫く暖機運転を。オイル式テンショナーはちゃんと暖機しないとね♪
未明から明け方に掛けて降った雨で出来た水溜りを避け一路高速へ向かいます。せっかく前日に164を磨いたのに水溜りの泥水で汚れるとイヤですからね。今回、東日本当日組は中央道からの合流が殆どで、残念ながら関越道からは自分達だけ。164で隊列組んで流すのも楽しいですが今回は家族で束の間のドライブを楽しみますか。ゆっくりペースで関越道から上信越自動車道をひた走り佐久ICを降りて集合場所の蓼科パークホテルへ。途中、白樺林に囲まれた麦草峠の気持ち良い空気と景色を堪能しながら暫し車を走らせると女神湖入口の看板が。ここは昨年のクラブランのコースですね。いよいよクラブラン参加の実感が沸々と沸いてきました。
うん!頑張ろーっ!?

3. 全員集合

集合時間の20分前にホテル駐車場に到着。前日からの酔いどれ軍団の他、当日組の164も既に集結しつつありました。東日本寄合いではいつもお世話になっているBUSSOさん、事務局の510190さん、あ、Nanaoさんも発見!知っている顔に会うとホッとしますね。なにせ新人の初参加。宇宙人に誘拐されて両腕を抱えられている心境ですからね、ホント(笑)。
そんな中、自分の164の隣には何とも怪しげな風体の人が駆る赤QVが。マイケルかはたまた探偵物語の松田優作風のズラ仕様のTAKAOさんだ。実は自己紹介でズラを取るまでは本物と信じて疑わなかった私と嫁さんでした(爆)。変な人だと思っててスイマセン(笑)。
そんな中、トコトコと自分のところに歩み寄って来て挨拶してくれる人が。オーナーズクラブHPの数々の写真でChousukeさんである事は直ぐに判りました。うんうん、数々のコメントの通り温厚そうな人だ。しげしげと私の初期型オンボロ164-Aを見ては甚く感銘(?)のご様子。Chousukeさんの赤QVも数々の伝説通りピッカピカでしたよ。
そして周りを見渡すとDaiさんの黒Q4に人だかりが。どれどれと近寄ってみると、ん?前に見た時と何か違う!Q4禁断のシャコタン仕様だぁ!これってリアのデフ擦らないのかしら?ってぐらい落としてますねぇ、いやぁ、ビックリですΣ(〃▽〃;)

4. いよいよ出発

各自受け付けを済ませ、事務局の510190さんから今回のタイムラリー出走順位と注意事項が告げられます。毎度毎度丁寧な説明ご苦労様です。出走順位順に自己紹介も行われました。東日本寄合いで何度かお会いした方も居ますがそこは全国規模のクラブラン。初めてお会いする方が殆どで、とてもお顔と名前を覚えられませんでした。
ごめんなさいm( __ __ )m
自分の出走順位は9番目だ。前を行くのは地元参戦のHobosanさん、地元優位のこのレース、後ろを着いて行けば間違いないよね♪(この考えがそもそも間違いであったと後で気付くのだが・・・)。
皆思い思いに出走前の準備に取り掛かる。真剣な面持ちで配布されたコマ地図を確認する人、早々にエンジンを掛けていざその時に備える人、そして自分の様にポケェ~っと成行きを見守る人。。。CP係のBUSSOさんが一足先に駐車場を後にします。そしてスタート時刻の10時20分、写真係りでもあるチェリーさんが1番スタート、5分置いておなじみシルバーの156SWもりおかさんが2番スタート、以降30秒間隔で次々に我こそは優勝との思いとコマ地図を抱いて510190さんのカウントダウンを合図に出走して行きます。
うーん、たまらないですね、この瞬間。そしていよいよ自分の順番が。さてさて結果はどうなる事やら。まぁ、ナビ係(嫁さん)も居る事だし、気楽に走りますか。(この考えも後に重大な間違いであった事に気付くのであった・・・)

5. 出だし好調。でも・・・まさかの悪夢が・・・

さぁ、スタートです。駐車場からホテル出口までのスロープをするすると下り降り、最初の確認ポイントへ。一般道手前にはチェリーさんが脚立の上でカメラを構えて待っていました。当然ここは余裕のVサインですね。だってまさかあんな結果になるとは夢にも思ってませんから(笑)。直前出走のHobosanさんにすぐに追い着くかと思いきや、30秒の差って結構大きいんですね。前に居るはずの164が全然見えません。 もしかして早速ミスコース??しかし、そんな不安も次の確認ポイントが見えた時にはどこへやら。
その後も順調に確認ポイントを通過し、あれれ?こんな簡単でいいの?なんて余裕をかましてたのが運の尽き。のどかな風景とキレイな空気を満喫するかの様にサンルーフのスィッチをポチっと。あー、気持ちいいねぇ、なんてその後訪れる悪夢にも気付く事なく、嫁さんとリアシートのおチビちゃん達と観光旅行さながらステアリングを握るおバカな私だったのでした。
さてさて、次の確認ポイントはっと。東急リゾートタウン蓼科の看板ですね。これも余裕でクリアでしょう♪そんなお気楽モード全開でひたすらアクセルを踏み続ける事10分、そして20分が経過。うーん、いくら走っても看板が見えてきません(当然ですよね、見過ごしてるんですから ^^;)
自分の次にスタートしたはずのkobuさんの黒QVもバックミラーに写りません。そんなに飛ばしてないのにね?・・・そのうち164は木々が生い茂る山の中へと突き進んで行くのでした。流石に白樺湖方面の看板が見えて来た時には、「これって違うんじゃない?」「うん、違うよね?」「でも看板無かったよね?」「うん、無かったよね?」なんて車内は責任押し付け合戦の様相を呈してきました。更にそのまま進み続ける事暫し。
佐久IC方面の看板が見えた時には事態は絶望的方向へ向かっている事に嫁さん共々気付きましたが時既に遅し。峠道の真っ只中で回転半径ばかでかい164を何とかUターンさせ半べそ状態で来た道を引き返すのでした(泣)。
しかし、同じ間違いをする人は他にもいた様です。引き返している途中、前方からプレテオレッドの164が!あれはochayaさんのQ4に間違いない!ミスコースをパッシングで知らせてあげようにもバスの陰になって気付くのが遅くなってしまい合図出来なくてすいませんでした。でもおバカ仲間が他にも居て良かった!ochayaさんアリガト!っと密かに思ったのは言うまでもありません(爆)。
これでコースに復帰出来れば最下位は免れる!なんて甘い考えを抱いたのが悪夢を決定付けたのでしょうか。更なるミスコースを繰り返すなんて!辿ったコースは長すぎてとてもここでは書ききれません。そう、迷子になった。単純にそれだけの事です、はい(泣)

6. CP通過~栄光のゴール?

楽観的な私もそろそろリタイアという文字が頭をかすめた時、携帯電話に着信が。BUSSOさんからだ。「大丈夫?」とBUSSOさん。「大丈夫です」と私。「全然大丈夫じゃないよぉーーーーーーーっ!」と心の中では絶叫していたが、そこは大人なのでグッと堪えました。現在地を伝えてCPまでの道順をアドバイスされ、どうにか問題の東急リゾートタウン入り口の看板を発見。目的地までの坂道を駆け上がる途中にochayaさん、Nanaoさんの164とすれ違い。二人ともレポート担当が相当嫌だと見えて、もの凄い形相で坂道を下って行きました。すれ違い様に、「あぁ、164が走る姿は何ともカッコいいねー。走り過ぎるあの後姿もサイコー!」。この場においてそんな考えが思い浮かぶなんて、相当おバカな私ですね。そしてさらに坂道を登り続けると、居ました居ました!BUSSOさんの黒QVが。ここで慌てては元も子もないと慎重にUターンさせ、黒QVの横へ車を着けると早速CP通過の記念品を受け取ります。「最後ですか?」と私。「最後ですよ」とBUSSOさん。哀れみとも笑顔とも何とも言えぬ表情を湛えたその大きなお顔は記念品と共に一生の思い出となりそうです(笑)。
ちなみに今回の記念品は1988年のプレスキットから複製されたという額入り164のスケルトンイラスト。公式モノクロ写真とアルファV6エンジンのイラストの3種類のうちどれか1枚がもらえました。結構おしゃれな感じがグーですね。(o ̄∇ ̄)v
わーい。アリガトゥ!と言ったか言わぬか定かでないですが、そそくさと記念品を車に仕舞い込むと黒QVを先導にもう誰も来る事のないCPを後に一路ゴールのホテルへ向かいます。ちなみに私の164は90年式の164-A。勿論オートマです。それを知ってか知らずかBUSSO号。黒煙を吐きながらガンガン飛ばして行きます。ここでもミスコースしたら目も当てられないので見失わない様に2速ホールドで懸命に追いすがりますがその差は徐々に開いて行きます。そしてスキール音をたてながら必至にステアリングを握っているとルームミラー越しの視界に妙な物体が!?それは余りの横Gに耐え切れずに宙を舞ってる我が娘の姿でした。
ホテルに着いた時は顔が真っ黒だったね、ゴメンネ、ナオちゃん。そして、やっとの思いでホテルに到着。駐車場手前のスロープで先導してくれたBUSSOさんが道を譲ってくれます。流石細かい演出ですね、感謝です。最後の1台ともなると傷ついたマラソン選手宜しく皆でその健闘を讃え取り囲む。そんな光景がスローモーションで展開される事を密かに思い描いていましたが、いざ駐車場へ車を滑り込ませるとそこはビリッケツには容赦ない無関心地獄が待っていました。皆それぞれの感想を語り合ってるのでしょうか、取り囲むどころか誰も寄ってきません。そりゃ当然ですね、えぇ、ビリッケツですもの(爆)。そして、ゴールの手続きを行い見事最下位確定の瞬間。してやったりと言わんばかりの満面の笑顔を湛えた510190さん。その笑顔も忘れませんとも!ちくしょ~~(泣)

7. 昼食と表彰式~恒例のオークション

今年も無事タイムラリーが終わりました。出走台数24台全て完走。トラブルが無かったのが何よりですね。お相撲さんでも連れてこなきゃってぐらいのもの凄い量の昼食を取りながら表彰式の始まりです。ちなみに、皆知ってか知らずか上位組、中盤組、最下位組と自然と席も別れました。不思議ですねー。類は友を呼ぶとはこの事でしょうか。 さていよいよ順位発表です。皆さんワクワクドキドキで自分の順位発表を待っている様子ですが、私の順位は公然の秘密なのでそんな心境とは無縁ですね、トホホ。例年通りビリッケツから順位発表が始まります。最下位の私、例年通り飛ばし過ぎが災いしてミスコースしたNanaoさん、そしてなんと地元参戦のHobosanさんがビリから3番目となりました。
家族連れはやっぱりドライブを楽しむに限りますよね♪(←思いっ切り言い訳)。続いてochayaさん、チェリーさんTAKAOさんと順次順位が発表されていきます。あれれ?我が東日本メンバーの成績は今年は思ったほど振るわず下位グループが多数。これは寄り合いならぬ反省会をしなければいけませんね(笑)。
そんな中今年の優勝を勝ち取ったのはBUNTAさん、2位にKENさん、3位はChousukeさんと中部・西日本の名だたるQV勢が独占しました。そう言えば1位から6位まではQV、Q4のMT勢が独占してましたね。MT強しっ!自分の中の悪魔が「MTに乗せ変えちゃえっ!」と囁いていましたが、ミスコースはミッションのせいじゃない事はNanaoさんが実証済みなので考えるのをやめました(笑)。ちなみに優勝商品はイタリア自動車雑貨店提供のアルファロメオスポーツバッグです。欲しかったな、あれ。自分の最下位商品はアルファロゴ付きクマちゃんの小さなぬいぐるみ。娘が大そう嬉しがって大事そうにしてましたが、そこに嫁さんのキツい一言。「パパが最下位になったお蔭で貰えたんだよー。良かったね~♪」。おいおい、もっと他の言い方もあるでしょうが・・・ 。
順位発表も一通り終わると恒例の小気味良いテンポの司会進行で次々と商品が出品されていきます。今年もレア物から不思議な物まで色々不用品(?)オークションが始まりました。
レアなプラモが出品された際には子供みたいにはしゃぐ大人達は何だかとても可愛らしく思えました(笑)。そう言えばプラモが子供の玩具なら大○の玩具にも皆さん反応されてましたね(爆)。
昨年から引き継がれているTAKAOさん持参のズラもochayaさんの奥さんが半強制入札。来年はochayaさんがズラ仕様で登場ですね、期待してます♪
そんな中、KENさん提供のマフラーエンド。高値更新かと思いきや、中々値が付かず安価落札と相成りました。まぁ、不用品オークションですから仕方ないですね(爆)。
何はともあれ、オークションも無事完売。美味しい食事も堪能しきったところで集合写真の撮影となりました。

8. 来年もまた

集合写真の撮影も無事終わり、それぞれの思いを馳せた2006年クラブランもこれで一旦終了です。私はその夜から仕事があったので撮影後、残念でしたが皆さんとの挨拶もままならぬまま蓼科を後にしましたが、いつもの様に駐車場で余韻を楽しむ人達、温泉に入って疲れと酔いを醒ます人達、皆それぞれのクラブラン終焉を楽しまれた事と思います。そして「164を好きなのはもとより、164好きな人達が大好きな人達の集まりなんです」と入会時に語ってくれた510190さんの言葉を思い出し、あぁ、その通りだな、なんて甚く感嘆しまた来年もここに来ようと帰路しみじみ思ったのでした。
最後に、万事滞りなくクラブラン企画を担当された事務局、裏方の皆様どうもお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
Report by yossuie
Photo by チェリー・もりおか・510190